◆法定の建設業会計
■ 勘定科目の説明
第一章 建設業会計 基礎編5
■ 勘定科目の説明
1 仕訳は基本的な勘定科目を理解記憶していかないとできません。
そこで建設業の基本的な勘定科目の説明から、入っていきたいと思います。
A 勘定科目について
2 損益計算の内容のつづき
○ 経常損益に特別損益を加減算したものを
税引前当期利益(または税引き前当期損失)といいます。
これから法人税・住民税及び事業税を引いたものを当期利益(または当期損失)といいます。
◆ 不動産事業など兼業がある場合の記載
| 売上高 |
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完成工事高 |
100
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不動産事業売上高 |
50
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150
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売上原価 |
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完成工事原価 |
60
|
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| |
不動産事業売上原価 |
10
|
70
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売上総利益 |
|
|
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完成工事総利益 |
40
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不動産事業総利益
|
40
|
80
|
2 流動資産勘定
〇 流動資産について
流動資産と固定資産を区別する基準には、次の2つがあります。
1 正常営業循環基準
2 一年基準
1は、現金→ 棚卸資産 → 売上債権 → 現金 というサイクルの中 にあるものは流動資産とするものです。
流動資産とは、1年以内に現金化あるいは費用化される資産です。
1つの営業取引サイクルは、次の通りです。
1 見積・受注→前受金受領(未成工事受入金)→ 施工→材料費支払、
外注費支払、工事経費の支払
(未成工事支出金)
決算振替
・・完成工事原価
工事完成→引渡→売上計上(代金の回収入金)
決算振替
・・完成工事高
◆ 流動資産勘定
1 1年以内に現金化される資産
(企業会計原則においては、貸付金等当該企業の主目的以外の取引によって発生した未収金等の債権で、貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に入金の期限がくるものは、流動資産に属するものとなっております。)
2 営業取引サイクルで発生する勘定
(現金化まで1年を超えるものもあります。)
現金預金による入金受領
受取手形による工事代金の回収
1 受注活動 2 工事の獲得 3 工事の施工
4 工事の完成後引渡し 5 工事代金の回収受領
〇 途中
未成工事受入金の発生(前渡金受領・中間払工事代金受領)
材料貯蔵品の調達
外注費の発生
経費の発生
未成工事支出金への振替
決算振替
工事未払金の発生
支払手形の振出
支払手形の決済
完成工事高の計上
完成工事原価の計上
完成工事未収入金の計上
■ 建設業の流動資産勘定
現金 ・ 未成工事支出金・ 未収収益
預金 ・材料貯蔵品・ 未収入金
受取手形 ・ 営業外未収入金
営業外受取手形 ・ 短期保証金
完成工事未収入金
有価証券・ 前渡金・ 仮払金
短期貸付金・ 仮払消費税
前払費用 ・繰延税金資産・ その他流動資産
■ 2 現金
現金勘定には、現金の他に当座小切手、送金小切手、送金為替手形、郵便為替証書等
同一の性格をもつもの
■ 3 預金
預金・郵便貯金・金銭信託等
勘定名・・当座預金勘定、普通預金勘定、定期預金勘定、別段預金勘定、その他の預金として管理します。
ただし、満期日の決算期後1年を超える定期預金等は、投資等の部に記載します。
また、未決済の小切手は、預金(当座預金)となります。
(注)
貸借対照表では、(現金、預金
)をあわせて「現金預金勘定」を使います。
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